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FP3級を勉強すると決めました。
テキストも買いました。問題集も買いました。
準備は完璧です!
……と思ったのですが。
テキストを見る。分からない。
解説を読む。その解説も分からない。
説明の説明の説明がほしい。
独学なので、当然隣に先生はいません。そこで私は、スマホの中に先生をつくることにしました。
ChatGPT、今日から君が家庭教師です!
最初から「AIを活用して効率よく資格を取ろう」と考えていたわけではありません。
わからないよ〜チャピえも〜ん!!と、
FP3級の勉強方法をChatGPTに泣きついたのが始まりでした。
そこから使いながら注文を足していき、気づけば自分専用の家庭教師ができていました。
青い猫型ロボットよりちゃんと教えてくれるのでは…..?(大好きですけどね。)
この記事では、数字に弱い私が約1か月でFP3級に合格するまで、AIをどう使ったのかを紹介します。
うまくいった方法だけでなく、「AI、それは違う」となった失敗も含めてまとめました。
この記事で分かること
- FP3級の独学でChatGPTが役立った場面
- AIで一問一答するときのコツと注意点
- 実際の経験から整理した「AI家庭教師」のプロンプト
- テキスト・問題集・公式問題とAIの使い分け
私のFP3級勉強期間と使った教材
私の勉強期間は約1か月。
週2〜3日、1日あたり約5時間だったので、単純計算では合計およそ40〜60時間です。
なお、割とのんびりしながら勉強してました。
机にかじり付いたりできないです…..。
毎日少しずつコツコツというより「今日はFPの日」と決めて、やる日にまとめてガッツリ進める短期集中型でした。
使ったのは、『みんなが欲しかった!FPの教科書3級』と同シリーズの問題集、
そして受検した実施機関が公開している試験問題(以下、公式問題)です。
私が使ったFP3級の教材
FP教材は年度ごとに内容が更新されます。購入時は、受検する時期に対応した最新版かどうかをご確認ください。
市販教材での独学が難しい人へ
私は市販の教材とChatGPTを使って独学しました。
ただし、自分で学習計画を立てるのが苦手な人や、動画講義・問題演習を使って体系的に学びたい人には、FP3級対応のオンライン講座も選択肢になります。
月額定額サービス【ウケホーダイ】※私はオンスク.JPを利用して受験したわけではありません。講座内容や最新の料金は、公式サイトでご確認ください。
ここで大事なのは、AIだけで勉強したわけではないこと。私の場合は、それぞれの役割を分けていました。
- テキスト:新しい知識を入れる
- 問題集:覚えているか確認する
- AI:分からないところをかみ砕いて説明してもらい、問題を繰り返し出してもらって知識を定着させる
- 公式問題:実際の言い回しや出題形式に慣れる
AIに全部教えてもらうのではなく、教材と私の間に家庭教師を一人挟む感覚でした。

分からないときに助かった「解説の解説」
教科書の解説を読んで「なるほど!」となれば問題ありません。困るのは、解説を読んでも分からないときです。
専門用語を調べたら、その説明にも知らない言葉が出てくる。計算式は書いてあるけれど、「そもそも、なんでこの計算をするん?」が分からない。数字に弱い私には、これが結構ありました。
そんなときは、ChatGPTにこう頼みました。
よく使った頼み方
- もっとかみ砕いて説明して
- 身近な具体例で説明して
- もっと簡単な数字に置き換えて
- この計算で何を求めているのか、先に教えて
- もっと覚えやすい方法ないの?
同じ解説を何度も読み返すのではなく、説明そのものを自分が理解できる形に変えてもらえる。
ここは、普通の独学にはない強みでした。

苦手な問題だけ、何度でも作ってもらえる
問題集を繰り返していると、内容ではなく答えを覚えてしまうことがあります。
「あ、この問題の答えは2だったな」
これで正解しても、本当に理解できているのかは怪しいところです。
AIなら、「この分野でもう一問出して」と頼めば、数字や聞き方を変えた問題を作ってもらえます。
さらに「今まで間違えた分野を多めに出して」と頼むこともできます。
同じ問題ではなく、同じ知識を使う別の問題で何度も確認できる。
この苦手分野の反復が、私にはかなり役立ちました。
正解しても「分からない」と申告する
FP3級には選択式の問題があります。そのため、よく分かっていなくても適当に選んだ答えが当たることがあります。
するとAIは「正解です!」と判断して、次の問題へ進みます。
いや待って。分かってへんねん。
【やり取りの再現例】
AI:正解です! では次の問題です。
私:待って。今の完全に勘。理由は分かってない。
AI:では、なぜその答えになるのかを順番に説明します。
そこで私は、「2だと思う。でも自信がない」「たぶん1。理由は分からない」と答えるようにしました。
自信がないと伝えた場合は、正解していても解説してもらう。これが結構重要でした。
完全に分からない知識より厄介なのが、「なんとなく分かっている気がする知識」です。
曖昧さを正直に申告すると、ふわっとした理解をその場で補強できました。
それでも分からなければ、深追いしない
AIなら、同じことを何回聞いても怒りません。
かみ砕いてもらう。具体例を出してもらう。もう一度説明してもらう。
それでも分からん。あります。横文字と数字が並んだ瞬間、魂が抜ける人間なので。
そんなとき、私は一つの問題を深追いしませんでした。
FP3級は満点を取らなければ合格できない試験ではありません。
何度か説明してもらっても理解できなければ、「もう知らん。次」。一つの論点に何時間も使うより、取れる問題を増やす方を優先しました。
AI家庭教師は、使いながら育てた
私のプロンプトは、最初から完成していたわけではありません。
最初は理解を深めるため、毎回答えだけでなく理由まで説明するルールにしていました。確かに勉強にはなりますが、しばらくやって思いました。
本試験より難しいこと、やってない?
そこで、通常は選択肢だけ答え、間違えたときや自信がないときに解説してもらう形へ変更しました。
逆に、AIが作る問題文が本試験より分かりやすすぎることもありました。そのため「本試験と同程度の難易度・言い回しにして」という指示も追加しました。
使う。不便なところを見つける。「それやめて」「こうして」と伝える。また使う。
家庭教師というより、家庭教師の育成です。
実際の経験から整理した「AI家庭教師」のプロンプト
使っていくうちに増えた指示を整理し、扱いやすい長さにまとめたものがこちらです。必要な部分だけ、自分の勉強スタイルに合わせて変えて使えます。
下の枠内を選択して、そのままコピーして使えます。
あなたは私の家庭教師です。FP3級の試験対策をしてください。
本試験と同程度の難易度・言い回しで、一問一答形式の問題を1問ずつ出してください。
私が回答するまで、答え・ヒント・解説は出さないでください。
回答後に正誤を判定してください。正解なら基本的に次の問題へ進み、不正解なら理由を分かりやすく解説してください。
私が「分からない」「自信がない」「曖昧」と伝えた場合は、正解していても理解済みと判断せず、その論点を解説してください。
計算問題も混ぜ、頻出問題を多めにしつつ、分野が偏らないようにしてください。
間違えた分野や理解が曖昧だった分野は、その後少し多めに出題してください。
解説を理解できない場合は、専門用語を減らし、身近な具体例や簡単な数字を使って説明してください。
長ければ長いほど良いわけではありません。まずは短い指示で始めて、使いながら自分に合うように注文を足す方が簡単でした。
AIだけに任せない方がいいと思ったこと
便利なAI家庭教師ですが、苦手なこともあります。
AIが作った問題と実際の試験では、文章の雰囲気や図表の扱いが違うことがあります。「本試験レベルの言い回しにして」と調整しても、本物の形式に慣れるには公式問題を解く方が確実です。
また、AIはもっともらしく間違えることがあります。資格試験には制度改正もあるため、AIの問題や解説だけを絶対に正しいと思い込まないことも大切です。
疑問に思ったところや数字・制度は、使用しているテキストや実施機関の最新情報で確認する。
私には、AIを教材そのものにするより、「教材を理解するための家庭教師」にする使い方が合っていました。
試験直前にもAIが便利だった
個人的に便利だったのが、試験直前の総復習です。
「頻出問題を多めにして、分野は偏らせないで」「今まで間違えた傾向も踏まえて」と頼み、
ひたすらスマホで一問一答を繰り返しました。
重いテキストを持ち歩かなくても、移動中や会場へ向かう途中に勉強できます。
試験直前までAI家庭教師、フル稼働。先生、最後までお疲れさまでした。
AIって難しそう?文字が入力できれば大丈夫
「AIを資格勉強に活用する」と書くと、難しく聞こえるかもしれません。
AI、生成AI、プロンプト。急に横文字が増えます。
でも、家庭教師として使うのに高度な知識は必要ありませんでした。
私が何度も入力したのは、「分からない」「もっと簡単に」「具体例で説明して」「もう一問」「この分野が苦手」「何が分からんのかが分からん」といった普通の言葉です。
完璧なプロンプトを最初から作る必要もありません。
どう頼めばいいか分からなければ、「FP3級の勉強を手伝って。どう頼めばいい?」とAI本人に聞くこともできます。
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まとめ|AIは「分からん。でも聞く人がおらん」を埋めてくれた
私がFP3級を勉強した期間は約1か月。
テキストで知識を入れ、問題集で確認し、公式問題で本番の形式に慣れる。
その間にAI家庭教師を入れました。
分からなければ聞く。難しければかみ砕いてもらう。苦手なら別の問題を出してもらう。
自信がなければ、正解していても説明してもらう。
AIは、勉強を全部代わりにやってくれる魔法の道具ではありません。
でも、独学で一番困る「これ分からん。でも聞く人がおらん」を埋めてくれる存在としては、かなり便利でした。
同じことを何度聞いても怒らない。何問頼んでも嫌な顔をしない。深夜でも問題を出してくれる。
優秀な家庭教師です。
「AIって難しそう」と思っている人も、最初から使いこなす必要はありません。まずは、
「FP3級の勉強、一緒にやって」
それだけでも、ちゃんと始められます。
🪶 のすりの研究メモ
今回分かったこと
- AIは教材の代わりではなく、教材を理解する家庭教師として使うと便利
- 一問一答では「自信がない」と申告すると、理解したつもりを減らせる
- 完璧な指示を最初に作るより、使いながら育てる方が自分に合いやすい
- AIの回答は、テキストや実施機関の最新情報でも確認する


